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メンタルコミットロボットてなに!
ペットとしての動物は、人が生活するのに最低限必要な「もの」を超える存在として、人と対等な存在関係を有しております。
現在我々が研究開発している動物型ロボットでは、人からの命令だけなく、自律的な感情を持つかのように行動し(だだをこねるなど)、人からの感情を受け入れるなどの、人とのスキンシップを含む身体的なインタラクトが発生が重視されています。
すなわち、我々が研究開発している「メンタルコミットロボット」とは、動物型ロボットの行動が人の情動(感情や行動)に変化を与え、日常生活の余暇に楽しみを与えるだけでなく、人の心の癒(いや)しになり、精神面での意義や価値を与えることを目的としたものであります。
我々の研究は93年からスタートしました。その目的は、人の労働・行動を補助することより、人の心に細やかな影響を与え、人と機械の相互間の「主観的なお互いの評価を重視する機械」としての「癒しの動物型ロボット」を開発することです。これまでに、動物の注意機構やマッチトフィルター等を模倣した視覚、聴覚、触覚のセンサシステムと、刺激−反応規則、内部状態、短期記憶、長期記憶、学習等に基づく行動生成アルゴリズムを研究開発してきました。
機械技術研究所ロボット工学部
バイオロボティクス研究室
主任研究官 柴田崇徳
E-mail: shibata@mel.go.jp
統括研究調査官の雑感です
<概 要>
ペットロボットは、人工の全くの機械です。
人工の機械だけど、毛でおおわれて抱きここちは良く、人と心が通じるような仕草や行動をします。
この抱きここちの良さと可愛い仕草や動作は、人に安らぎを与え、人に愛着・愛情をい抱かせ、おもわず抱きしめ、話しかけさせてしまいます。
このため、このロボットを「心と心のふれあいのあるロボット」、メンタルコミットロボットと呼んでいます。
それでは、ペットとお互いに心を通わせてください。
<詳細内容>
楽しみや安らぎなど、人の心とふれあうロボット機械として、メンタルコミットロボットを研究しています。
人の心とふれあうメンタルコミットロボットは、ペット動物のように、生活に必要な家電製品などと違った存在として、人と同じような存在感を示し、心や感情を持つかのような自らの行動を示します。
人に可愛さを思い浮かばせる動物(アザラシや猫)の骨格と、触ったときや抱いたときの柔らかな心地よさを与える手触りの良い人工の毛なみで作られています。
心地よい毛の内側には、触れると信号を出すセンサ(触覚センサ)の他に、明るさや人の動きを感じる(視覚)、音を感じる(聴覚)、傾きを感じる(平衡感覚)センサなどいろんなセンサが取り付けられており、まわりの人や環境の状態を信号として取り込んで情報として蓄えます。
この情報は、ペットの、その時の眠り、瞬き、鳴く、衝撃などの状態と朝昼夜のリズムによって、次の鳴く、眠る、驚くなどの自らの行動を起こさせます。
このような、なでる、話しかける、手をたたくなどの人の行動と、瞬く、鳴く、眠るなどの相互作用により、人は新たな心の動き(情動)の変化を与えられます。
ロボット自身が持つ価値観として、なでられると気持ちが良く、叩かれるといやがる。
すなわち、このペットロボットは、人との相互作用を通して、なでられやすい行動を起こしやすくなるように学習します。
人が愛着を持って長く触れ合いを楽しめるように、環境の変化や人の心の動きにあわせて、人が予想しなかったようないろんな態度や行動を示して、それが人に新たな感激を与えたりもします。
それでは、ペットとお互いに心を通わせてください。