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国立試験研究機関
技術開発研究事業成果普及発表会開催のご案内
開 催 日
鳥取会場 3月2日(木)
神奈川会場 3月8日(水)
この発表は、国立試験研究機関による成果を、公設試験研究機関、中小企業に広く普及する事により、中小企業の技術の向上を促進することを目的としています。
・金属表面の高付加価値化技術に関する研究(機械技術研究所)
(神奈川会場)
神奈川県産業技術総合研究所
2Fカンファレンスルーム
海老名市下今泉705-1
<共 催>
中小企業庁
工業技術院中国工業技術研究所
工業技術院機械技術研究所
鳥取県
神奈川県
(財)鳥取県工業技術振興協会
参加費 無料
申込み先
申し込み期日は特に設定しておりません。
鳥取、神奈川の各会場で満席になるまで受けつける予定です。
各会場の担当者までお問い合わせ下さい。
(鳥取会場)
鳥取県産業技術センター
産業技術科(大谷清輝宛)
〒683-0851 米子市夜見町3001-6
TEL 0859-29-0851
FAX 0859-29-5482
(神奈川会場)
神奈川県産業技術総合研究所
材料工学部(薩田寿隆宛)
〒243-04 海老名市下今泉705-1
TEL 0462-36-1500
FAX 0462-36-1525
詳細問合わせ先
中国工業技術研究所 大谷敏昭
TEL 0823-72-1942
機械技術研究所 清宮紘一
TEL 0298-61-7216
開催に当たって
近年、東南アジアを中心とする発展途上国における低コストの加工、製造技術が盛んになり、海外からの安価な量産品の輸入が増大するのに伴って、我が国の中小製造業をとり巻く環境は次第に厳しさを増してきている。こうした状況に対応して国内企業が生き残るため、製品の多様化と大量生産から多品種少量生産へのシフト傾向が顕著になってきた。この傾向に関連して、金型製作における短納期化、低価格化の要求が強まり、このための、金型加工技術の高度化、例えば、難削性金型の切削工程・研磨工程の高能率化・自動化が必要とされている。 プログラム 13:30〜13:40 開会の挨拶
そこで、中国工業技術研究所および機械技術研究所では、中小企業庁予算による中小企業特別研究「金型の高度加工・高付加価値化技術に関する研究」の一環として次のような研究を行った。
中国工業技術研究所では、金型材料の高硬度化等の難削材化の傾向に対応するため、「難削性金型の高度加工技術に関する研究」(平成9年度〜11年度)において、各種難削性金型材料のセラミック系新種工具等を用いたエンドミル切削加工技術の実験的研究を行い、工具の損傷、加工精度等について検討した。
機械技術研究所では、金型研磨仕上げ工程の高能率化・自動化のニーズに対応するため、「金属表面の高付加価値化技術の研究」(平成10年度〜11年度)において、電解砥粒研磨および高速電解仕上げの実験的研究を行い、これら二つの加工技術の金型自由曲面の研磨仕上げ工程への適用について検討した。
(鳥取会場) 中国工業技術研究所 生産基礎技術部長 山本茂之
鳥取県産業技術センター所長 木本 博
(神奈川会場) 機械技術研究所 生産システム部長 佐野利男
神奈川県産業技術総合研究所長 大河津正司 13:40〜14:25 セラミック工具による高硬度金型鋼のエンドミル切削
中国工業技術研究所生産基礎技術部表面工学研究室主任研究官 大谷敏昭
アルミナ系セラミック工具は超硬工具よりも高硬度であり、焼入鋼の旋削においてCBN工具と同等の性能を示すことが報告されている。しかし、この工具は靭性が低いために断続切削には不適とされ、焼入鋼の断続切削に関する報告としては正面フライス切削のものが少数あるがエンドミル切削のものは見当たらない。この工具はCBN工具やコーテッド超硬エンドミルよりもはるかに安価であるため、焼入鋼をこの工具でエンドミル切削できれば、金型製作等において実用的価値が非常に高い。 14:25〜15:10 プリハードン鋼のエンドミル切削
今回、アルミナ系セラミック工具で焼入金型鋼(冷間工具鋼、熱間工具鋼、プラスチック金型鋼:硬度HRC50〜63)をエンドミル切削し、工具損傷、加工精度等を検討したので、その結果を報告する。
中国工業技術研究所生産基礎技術部表面工学研究室主任研究官 藤瀬健領
金型製作現場では加工後の熱処理と、熱処理に伴う熱歪みを除去する工程を省き、金型工程の短縮のため、予め所定の硬度に焼入れ焼戻し等の熱処理を施してあるプリハードン鋼を用いる場合がある。 15:25〜16:10 電解を利用した先進表面仕上げ技術
本研究では、プリハードン鋼の中からプラスチック金型用途の3種類の材種(HRC40、HRC30)を選び、セラミックスなど各種工具材種によるエンドミル側面切削を行い、工具摩耗進行状況、チッピングなどの工具損傷について被削材との適応性の検討を行った。また、エンドミル切削における切削抵抗、AE(Acoustic Emission)包絡線波形による工具損傷、及び切削状況変化の関連について実験的に検討したので、その結果等について述べる。
機械技術研究所生産システム部複合加工研究室主任研究官 清宮紘一
切削あるいは放電加工により形状創製された金型表面は、次の研磨工程において平滑化される。この工程は作業者の熟練に依存する、自動化の難しい工程であり、金型製作のネックになっている。一方、電解を利用する除去加工は、ワークの硬度に影響されず、電極工具がワークに直接接触せず、かつ消耗しない特長があり、金型研磨工程の自動化に際しての有力な手段と考えられている。本研究では、電解のみによる高速電解仕上げと粘弾性研磨材を用いた砥粒研磨を複合する電解砥粒研磨の二つの加工法の除去速度、仕上げ面性状などの基本加工特性を解明したのち、これらの加工法を産業用ロボットを利用する形で金型研磨仕上げ工程へ適用する方法について検討したので、その結果を報告する。 16:10〜16:15 閉会の挨拶
(鳥取会場) 中国工業技術研究所 生産基礎技術部長 山本茂之
(神奈川会場) 機械技術研究所 生産システム部長 佐野利男