2.超塑性と内部摩擦
超塑性には、未解決の分野が数多く残されています。超塑性を現象論的にみますと、くびれの発生を伴わないで、低い応力で大きく伸びることをいいます。これを組織論的にみますと、大きな変形後も結晶粒が等軸のまま、すなわち最初の形をほとんどそのまま残しているということです。次に、これを機構論的にみますと、結晶粒の著しい粒界すべりが超塑性を発現する大きな要素になることです。
本研究では、走査型電子顕微鏡による直視型観察装置を用いて、超塑性のその場観察を行うとともに内部摩擦測定試験により、超塑性の非破壊試験に関する研究を行っています。