8.血液適合性評価
体内埋め込み型の人工心臓や人工血管などを構成する材料には、血液の凝固(血栓)や破壊(溶血)を防ぐ働きを持つ血液適合性が要求されます。血栓を防ぐ抗血栓性の評価を行う手法として、血液との接触面を評価材料で作製した剪断負荷装置によって、その材料に粘着する血小板の挙動や量をリアルタイムで観察する方法を検討しています。
また、溶血特性の絶対評価を行う目的で、動物血の代用としてマイクロカプセルを利用した模擬血液を使った溶血試験法を検討しています。このマイクロカプセルの中には、非常に感度の良い染料が入っているので、血液の約100倍の感度で、溶血を検出することができます。