6.粉体利用技術
粉末は微細になるほど表面積が増加し、反応性が高まることが知られています。このことは低温度における焼結が可能となるため、工業的に幅広い応用が可能です。そのため、粉末を利用した構造材料、機能材料の開発が自動車産業、機械部品産業そして電気機械産業などで行われています。
機械技術研究所では、軽合金であるアルミニウムやマグネシウムをマトリックスとする比強度、比剛性の大きな複合材料の開発を体系的に進めており、金属粉末の製造から固化・成型そして機械的特性の評価に関する研究を行っています。金属粉末の製造では、機械技術研究所(第2センター)に設置されている粉末製造装置(写真)を利用して、アルゴンガス雰囲気下でマグネシウム粉末を製造しています。固化・成型技術では従来の粉末冶金技術の他に、粉末押出し、放電プラズマ焼結などのプロセス技術を研究しています。これらの研究は海外の大学、研究所と共同研究を行っております。