3.小径管内の超平滑・鏡面仕上げ技術
清浄流体を循環使用する分野、微粒子の付着を嫌う分野などで小径管内面の超平滑化・鏡面仕上げの需要が増大しているのを背景に、電解砥粒研磨法をステンレス鋼小径管内面(直径3〜30mm)に適用する研究を進めています。
回転工具は、芯電極にウレタンやナイロン不織布などの粘弾性研磨材を巻付けて構成し、工具又は工作物に数Hzの小幅な往復動を与えます.数μm Rmaxの下地面から数分で0.05μm Rmax程度の超平滑な鏡面が得られます。長さ100mmまでの短い管は送りなしで全面を同時に加工しますが、長い管の場合には工具に定速の抜き送りを与えて加工します。長さ1mまでの管を研磨できる装置が試作され、実験に使用されています。