2.水素燃料利用エネルギーシステム
水素と酸素の理論混合比燃焼を大型発電プラントに適用するための基盤研究を進めています。この燃焼は、水を生じるだけで、二酸化炭素や窒素酸化物をまったく排出しないので、地球環境の保全にとって理想的なものです。循環する作動媒体であるアルゴンガス中で水素一酸素燃焼を行うガスタービンシステムを試作し、この作動媒体環境型システムの可能性を実証しました。
また、効率向上が見込まれる過熱水蒸気中での水素一酸素燃焼の研究、表面反応による燃焼制御の研究、ならびに光化学反応などを利用した新燃焼制御法の基礎研究を進めています。さらに、このシステムの実現に向けて、水素製造・供給のネットワークの検討、作動媒体の選定を含めたサイクルの最適化の研究を進めています。