National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) This page is a page of the former research institute. We stopped updating on March 31.2001.
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最近の研究成果
成果 6-10

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6.高効率推進ソーラ飛行船  太陽光推進飛行船の推進効率を向上させるため、船体後部の溝から空気を吸い込み、後方へジェットとして噴出させる能動型境界層制御法を確立しました。この飛行船は実用化されると成層圏の比較的風の弱い高度約20kmに留まり、人工衛星に代わり、地球環境監視や無線中継に使うことができます。また、台風や南極オゾンホールの直接観測もできます。
7.新しい超音波顕微鏡  材料表面や薄膜の材質と欠陥の評価をサブミクロンの空間分解能で行うため、縦及び横方向に超音波振動する試料の表面を先端半径数10nmの鋭い探針で検出する新しい方式の超音波顕微鏡を開発しました。この顕微鏡は結晶の格子欠陥の非破壊的観察や、磁気記録媒体の潤滑剤分子の特性評価などを可能にするもので、一部既に計測器メーカーにより実用化されています。
8.マイクログリッパ  マイクロマシンやミニチュアマシンの組立で使用するマイクログリッパを開発しました。このグリッパは、多数のバネ関節とリンクを組み合わせた変位拡大機構とビエゾアクチュエータで構成されています。拡大機構は、厚さ0.15mmのベリリウム銅板からエッチングで切り出したワンチップ型になっていますごグリッパの全長は23mm、重さ4gで、1g未満のマイクロ部品を把握できます。
9.ディーゼル燃焼室のすす粒子計測  レーザ透過光の減衰からすす粒子濃度を計測する手法を開発し、さらに透過平行光を高速度撮影することで、シャドウグラフによる画像的な計測を実現しました。火炎からの光を効果的に遮蔽する工夫を加えて、燃焼中も明瞭な画像を得るとともに、火炎の直接像も同時記録することに成功しました。これにより、燃料噴霧、火炎、すす粒子の三者を同時に観察・解析する手法を完成させました。
10.水素自動車  クリーンな燃料として期待される水素を利用する自動車を開発しました。水素吸蔵合金を貯蔵媒体とする水素燃料タンク、タンクから供給される数気圧の水素ガスをシリンダ内に直接噴射する火花点火エンジン及びエンジン出力やタンク内の水素ガス発生を制御する運転制御システムなどを開発し、これらを排気量2000ccのワンボックスカーの形にまとめて水素自動車の可能性を実証しました。

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