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第40回機械技術研究所研究講演会


「21世紀の医療に貢献する機械技術」
−もっと優しい医療と福祉を目指して−



日  時 : 平成10年10月28日(水)10:00−16:50

場  所 : 三会堂ビル 石垣記念ホ−ル
       〒107-0052 東京都港区赤坂1−9−13
               TEL03-3582-7451

主  催 : 通商産業省工業技術院機械技術研究所
      (財)日本産業技術振興協会

協  賛 :(社)日本機械学会、(社)精密工学会、(社)計測自動制御学会、
     (社)日本エム・イ−学会、日本バイオマテリアル学会、
      バイオメカニズム学会、(社)日本ロボット学会、日本人工臓器学会、
     (社)電子情報通信学会、(社)ライフサポ−ト学会、(社)日本バイオレオロジ−学会、
     (社)日本循環器学会、(社)日本リハビリテ−ション医学会、(財)マイクロマシンセンタ−、
     (社)機械技術協会、(社)日本ロボット工業会 日本コンビュ−タ外科学会 (順不同)

参加費 : 無料(ただし、一般参加者はテキスト代¥2600)

問い合わせ先 : 通商産業省工業技術院機械技術研究所 総務部業務課
          〒305-8564 茨城県つくば市並木1−2
                  TEL 0298-61-7035  FAX 0298-61-7037

申 込 先 : (財)日本産業技術振興協会
          〒105-0001 東京都港区虎ノ門1−19−5 虎ノ門1丁目森ビル5階
                  TEL 03-3591-6272  FAX 03-3592-1368

申込方法 :参加申込書に会社名、所在地、所属、氏名等をご記入の上、申込先へお送り下さい。
       またFAX及びJITAホ−ムペ−ジ(http://www.asahi-net.or.jp/~qg2r-hys/)でのお申し込みもお受けいたします。
       なお聴講券は発行しませんので、申込済みの方は当日会場へ直接おいで下さい。

開催にあたって
 間近に迫った21世紀には、現在の激動の時期を経て少子・高齢社会が到来すると予想され、そのような新しい世紀の社会に適合した産業の形態が模索されています。工業重視の20世紀から、人間と工業の調和を目指して環境や医療福祉へのシフトが確実視されている中、これまでの工学の成果を医療福祉機器開発に役立てようとする気運が高まっています。21世紀には医療福祉が新しい形の産業として発展すると考えられ、患者に対してもっと優しい医療機器や、利用者の負担が少いもっと賢い福祉機器開発のために機械技術の貢献もおおいに期待されています。当機械技術研究所においては、生体工学・医療工学・福祉工学のエキスパ−トが様々な視点から、将来の医療福祉に役立つ研究を行っています。
 この度、メディカルエンジニアリングに関する特別講演を含め、当所の医療福祉機器技術関連テ−マをご紹介し、機械技術と医療福祉とのかかわりをご理解頂くとともに、将来の医療福祉に関する機械技術の方向性も議論すべく講演会を企画致しました。様々な視点からの活発な情報交換と討論が行われることを期待し医療福祉に関わる様々な専門分野ならびに産学官から多くの方々の積極的な参加をお待ち致しております。


プ ロ グ ラ ム

午前の部
<司 会  企画室長 濱   純 >

10:00〜10:05
開会の挨拶
   工業技術院機械技術研究所長 中澤 克紀

10:05〜10:40
医療福祉機器開発プロジェクトの概要
   基礎技術部長 山田 幸生
 通商産業省工業技術院では、医療福祉機器技術開発を強力に押し進めており、機械技術研究所では高精度三次元画像診断システム、低侵襲手術支援システム、人工臓器、在宅福祉機器システム、車椅子総合支援システムなどの研究開発を行っている。一部のプロジェクトの詳細も含め、これらのプロジェクトの概要と今後の動向を述べる。

10:40〜11:15
最近のMRI/Sと将来動向
   基礎技術部 バイオメカニクス研究室主任研究官 本間 一弘
 MRI/Sは、水素やリンなどの元素密度と化学的な結合状態、それらの時・空間的な変化を捉えることができる。当所におけるMRI/Sに関する開発技術を含めた現状の最先端を紹介し、生体計測、材料の非破壊検査に関する将来の動向を検討する。

11:15〜11:50
手術支援システムの研究開発と展望
   基礎技術部 バイオメカニクス研究室主任研究官 鎮西 清行
 腹腔鏡で視察・誘導しながら行う胆嚢摘出手術などの低侵襲治療では、術前の手術計画と、術中の「医師の目と手」に関して革新が進行している。MRIを核に、手術シミュレ−ション技法と手術支援マニュピレ−タなどに関する先端研究と当所の取り組みを紹介する。

11:50〜13:10
休 憩(昼食)

午後の部
<司 会  基礎技術部長 山田 幸生>

13:10〜14:10
「特別講演 21世紀のメディカルエンジニアリング」
   川崎医科大学教授・ 日本エム・イ−学会会長 梶谷 文彦
 21世紀においてはどのような医学・医療が行われ、それに対応してどのような医用工学−メディカルエンジニアリング−が期待されているのだろうか。最近の医学・医療は近代技術の支援なくして成立し得ない状況にあり、なかでも分子生物学と医用工学が車の両輪の関係にあると言える。医用工学の視野を次世紀に置くと、今後は、生命の質を高め、自然と調和した道を進むことを可能にするように努力されなければならないであろう。
このような情勢の中で、医学・医療に関わる医用工学の果たす役割や、産・学・官の連携などを論じる。

14:10〜14:45
人工心臓の開発と動向
   基礎技術部 バイオミメティクス研究室長 山根 隆志
 機械技術研究所で研究開発してきた遠心式人工心臓にポンプ機構の改善、流れの可視化技術による性能評価に基づくポンプ性能の向上、及び人工心臓用材料の生体適合性の向上について紹介すると共に、臓器移植の不足を補う人工臓器全般についてその現状や動向を述べる。

14:45〜15:20
生体適合性チタン合金の開発と標準化
   基礎技術部バイオミメティクス研究室主任研究官 岡崎 義光
 航空機用材料として開発されたチタン合金が、整形外科などで金属系インプラント材料としてよく使用されているが、Vイオンの細胞毒性などが懸念されている。当所では力学特性、生体適合性、疲労特性などに優れたチタン合金を開発した。特に、疲労強度に優れた合金を得る熱処理方法などについて報告する。また、超高密度ポリエチレンの摩耗紛の細胞適合性についても報告する。

15:20〜15:35
(休  憩)

15:35〜16:20
クロ−ル型階段昇降機の開発とウェルフェアテクノハウス
   ロボット工学部 福祉応用研究室長 橋野  賢
 障害者・高齢者の在宅生活を支援する機器として、階段昇降機が今後普及すると考えられるが、市販の階段昇降機の多くは振動・騒音が大きく、乗り心地の良いものは少ない、これらの問題点を解決すべく研究を進めてきたクロ−ル型機構を用いた階段昇降機を紹介する。また、通商産業省が進めている障害者・高齢者に対応した介護機器の家、ウェルフェアテクノハウスについて紹介する。

16:20〜16:45
在宅支援のためのロボット〜上肢動作補助装置の開発
   ロボット工学部 福祉応用研究室 本間 敬子
 在宅の障害者・高齢者の介護や自立生活を支援するためのシステムには機構的に安全性が高いことや軽量・コンパクトであることが求められる。このようなシステムの一例として、糸を用いて腕の動作を補助する装置の研究成果を報告する。

16:45〜16:50
閉会の挨拶
   工業技術院機械技術研究所次長 大山 尚武


交 通 案 内

地下鉄銀座線 虎ノ門駅下車徒歩5分
地下鉄丸の内線・千代田線 国会議事堂前駅下車徒歩7分




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