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機械技術研究所研究講演会

創立60周年記念講演会

機械工学・技術の将来を考える

−新世紀へのメッセージ−


開催にあたって

 20世紀をわずかに残す本年、機械技術研究所は創立60周年を迎えました。この間に機械技術は、製造業の中核を担いながら目覚ましい経済の発展を支えてきました。その経済がいま、大きな転換期にあると言われ、「経済構造の変革と創造のための行動計画」が本年閣議決定されました。
 新世紀の経済発展には、同行動計画に示されている情報・通信関連市場、環境関連市場、医療・福祉関連市場などの新規産業分野においても、全ての製造業の基盤である機械技術を抜きにしては語れません。その機械技術を支える工学は、従来の力学体系の枠を超え、他の自然科学、あるいは社会科学などとも関連した学際的な領域を包含した体系を構築していくと考えられます。しかも、これらの研究開発を国際間で協調・協力して推し進めることも一層重要になります。
 このような背景から、創立60周年を迎えるにあたって、機械工学の将来と教育、新産業創出につながる産学官の連携、さらには次代の機械、生産システムにも影響を及ぼすであろう新しい科学のパラダイム、環境と適合して持続する社会に貢献できる技術のあり方などについて斯界の権威ある先生方からのメッセージを通して、新世紀の技術目標と、それに立ち向かう戦略と戦術を見極める機会として記念講演会を企画いたしました。


日 時:平成9年10月15日(水)9:30〜16:00

会 場:三会堂ビル9F石垣記念ホール

〒107 東京都港区赤坂1−9−13

TEL 03-3582-7451

主 催:工業技術院機械技術研究所
    (財)日本産業技術振興協会
協 賛:(社)日本機械学会、(社)精密工学会、(社)日本ロボット学会、(社)日本塑性加工学会
    (社)日本トライボロジー学会、(社)自動車技術会、(社)エネルギー資源学会、(社)機械技術協会
    (社)日本工作機械工業会、(社)日本ロボット工業会、(社)素形材センター、(財)製造科学技術センター
    (財)次世代金属・複合材料研究開発協会、(財)マイクロマシンセンター
    (順不動、申請中を含む)

参加費:聴講無料(ただし、一般参加者はテキスト代¥2,600)

申込先:(財)日本産業技術振興協会

〒105 東京都港区虎ノ門1−19−5

TEL 03-3591-6272 FAX 03-3592-1368

申込方法:参加申込書に参加者の氏名・所属等をご記入の上、申込先へお送り下さい。
     FAXでの申し込みもお受けいたします。


プログラム


午前の部
(司会)     機械技術研究所次長 大山 尚武

9:30〜10:00

機械技術研究所の最近の10年と今後の展開

     工業技術院機械技術研究所長 中澤 克紀

 当所の最近10年間の研究活動を概観し、今後の研究領域、研究課題、研究体制等について述べる。


10:00〜11:00

機械工学の将来と教育

     工学院大学学長・東京大学名誉教授 大橋 秀雄

 技術革新が目まぐるしく進展する中で、社会ニーズの変化に応えるこれからの機械工学はどうあるべきか、その新しい機械工学を大学及び企業内でどのように教育するか、について述べる。


11:00〜12:00

産学官連携・国際研究協力のあり方について

     米国ヴァンダービルト大学教授 Kazuhiko Kawamura

 ベンチャー企業が多く誕生し、製造業の復活目覚ましい米国における産学官の連携のあり方について例を挙げて述べると共に、多様なグローバル化が進展している中での多国間研究協力プロジェクトのあり方についても述べる。


12:00〜13:00 休憩(昼食)


午後の部
(司会)     機械技術研究所企画室長 濱 純

13:00〜14:00

複雑系の科学と機械工学

     早稲田大学理工学部教授 相澤 洋二

 ニュートン以降の近代科学の流れの中で複雑系研究の位置づけをし、複雑系という新たな研究対象のもつ著しく微妙な構造を非線形物理学の立場から指摘する。また複雑系科学を研究する必要性と必然性を科学と技術の総合化の時代の流れの中で論じ、その将来像に言及する。


14:00〜15:00

情報技術の発展と機械産業

     摂南大学工学部教授 和田 龍児

 機械産業の発展なくして豊かな社会の構築はあり得ない。先進生産技術とマルチメディアを含む新しい情報・通信技術の融合により、機械産業は大きく飛躍する。来るべき高度情報化社会における機械産業を種々の視点から展望する。


15:00〜16:00

地球環境問題と機械技術

     慶應義塾大学教授・東京大学名誉教授 芽 陽一

 地球環境問題は人類文明の持続可能性そのものに関わる問題であり、その可能性条件が大幅に崩れている現在、解決には抜本的な対策努力が必要である。ここでは、その努力の中において機械技術が果たすべき役割を、エネルギー技術を中心に述べる。


 

交 通 案 内

   

 地下鉄銀座線 虎ノ門駅下車徒歩5分
 地下鉄丸の内線・千代田線 国会議事堂前駅下車徒歩7分  

 
 


☆ この件に関するお問い合わせ
   工業技術院 機械技術研究所 総務部業務課
  〒305−8564 茨城県つくば市並木1−2
  TEL 0298−61−7035
  FAX 0298−61−7037  


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