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(○印 講演者)
1.10:00〜10:30
機械技術研究所における人工心臓研究の歴史と展望
○山根 隆志
(基礎技術部バイオミメティクス研究室)
当所では、1970年代に拍動型人工心臓の研究を始め、1990年代になって回転式人工心臓の開発を手がけてきた。羽根車を1点支持するモノピボット方式を採用し、循環維持に必要なポンプ性能の確保、流れの可視化による血球破壊防止および血液凝固の防止設計を行い、ピボット摩耗試験による耐久性の向上、筑波大学の協力による動物実験評価を次々に実施し現在ようやく人工心臓と呼べるレベルに到達した。その歴史と、今後の小型化、生体適合化、長寿命化への展望を述べる。
2.10:30〜11:00
高生体適合性金属材料研究の歴史と展望
○岡崎 義光
(基礎技術部バイオミメティクス研究室)
医療分野においても新材料の開発が重要な技術課題の一つとして考えられている。医療分野において金属系材料が貢献してきた歴史的な役割および今後の研究課題について標準化を含めて総合的に報告する。また、環境分野への応用に関しても報告する。
3.11:00〜11:30
骨の力学特性に関する研究
○白崎 芳夫
(基礎技術部バイオメカニクス研究室)
機械技術研究所では1974年より硬組織のバイオメカニクスの先駆的研究を開発して以来、骨・関節のバイオメカニクス研究実施している。本発表では、これまでの機械技術研究所における骨の力学特性に関する研究について紹介する。
4.11:30〜12:00
福祉ロボット研究の現在・過去・未来
○谷江 和雄
(ロボット工学部長)
当所の福祉ロボット研究の歴史と、パワーアシスト、メンタルコミットロボットなど最近の福祉ロボット関連研究の概要を述べるとともに、今後のロボット技術の福祉分野への貢献を展望する。
5.13:00〜13:30
生体医用光学研究の現状と展望
○山田 幸生
(基礎技術部長)
近赤外光を用いて血液の酸素化度の変動などを知ることができる酸素モニターを発展させた光CTの研究開発を通して、生体医用光学が急速に進展した。その現状と今後の展望を述べる。
6.13:30〜14:00
MRI技術の現状と今後の展望
○本間 一弘
(基礎技術部バイオメカニクス研究室)
2次元画像化から始まった磁気共鳴イメージング(MRI)の研究は、現在、4次元へと展開中である。技術の高度化が進められ、代謝機能の画像化や低侵襲治療の包含と変遷しつつある。今回は、MRI技術の現状を述べ、今後を展望する。
7.14:00〜14:30
手術支援システム研究の現状と展望
○鎮西 清行
(基礎技術部バイオメカニクス研究室)
低侵襲手術は外科医学上の今世紀最大の変革となった。これを支えるのが計算機、画像、機械技術などの「新しい目と手」の技術である。内視鏡下、MRI下手術、手術ロボットなどの内外最新ビデオを使ってこの分野の現在を概説する。我々が現在取り組んでいるMR対応メカトロニクスの応用としてのMRI下のロボット支援手術を紹介する。密接な共同研究を行っている日米2つの医療機関との関係、生体力学と融合した近未来構想についても言及する。