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(○印 発表者)
1.液晶素子を光空間位相変調素子として用いるための固有偏光の利用
○山内 真1・Andres Marquez2・Jeffrey A. Davis3・David J. Franich3
(1物理情報部光工学研究室)(2アリカンテ州立大学)(3サンディエゴ州立大学)
光学的な情報処理においては、レーザー光の位相のみを空間的に変調することが不可欠である。今回、液晶素子の固有偏光を用いてそのような変調を実現する方法を提案し、その位相変調量を干渉計を用いて測定した。
2.自律型小型無人飛行体の基礎的研究
○森川 泰1・西郷 宗玄2・梶田 秀司2・市川 直樹1
(1物理情報部計測制御研究室)(2ロボット工学部運動機構研究室)
災害時の情報収集や施設の監視などに利用が考えられる空中を自律的に移動可能な小型無人機の検討を行っている。ここでは、この無人機に要求される性能やそのコンセプトなどについて検討した結果を報告する。
3.成層圏にソーラーパワーで長期滞空するLTA型プラットフォームの熱解析
○恩田 昌彦1・小島 俊雄2・三澤 雅樹13・綾 信博3・瀬戸 章文3・山根 隆志4
(1物理情報部計測制御研究室)(2物理情報部長)(3エネルギー部環境技術研究室)(4基礎技術部バイオミメティクス研究室)
太陽光の光電変換で推力を得て、長期間成層圏に滞空する、実用機としての規模を持つ全長300mのLTA(Lighter-Than-Air)型成層圏プラットフォームの熱解析を紹介する。解析は一日のサイクルでの機体各部の温度および、浮揚ガスのヘリウムの平均温度等の推定である。
4.高速X線CTによる液体ジェットの3次元可視化
○三澤 雅樹1・市川 直樹1・赤井 誠2
(1物理情報部計測制御研究室)(2統括研究調査官室 研究調査官)
原子力システムのシビアアクシデント等で問題となる液体ジェットのプールへの混入過程を模擬するため、密度の異なる液体を用い、ジェットの進展を高速X線CTで撮影し、界面形状を3次元的に可視化した。
5.宇宙での材料生成時に問題となる微小振動による液柱の共振現象
○市川 直樹1・川路 正裕2・三澤 雅樹1
(1物理情報部計測制御研究室)(2トロント大学)
宇宙での高品質材料生成に現在考えられているフローティングゾーン法では加熱された融液が液柱となる。こうした液柱に微小な振動が加わった場合の液面の共振現象を地上実験により確認した。
6.危険ポテンシャルを用いた自律車両群の協調走行シミュレーション
○津川 定之
(物理情報部知識工学研究室)
車両の前方に運動機構研究室エネルギーを考慮して危険ポテンシャルを定義し、先行車や周辺車が危険ポテンシャルに入らないようにロンジチュージナル制御を行うシミュレーションについて説明する。複数車線を対象として車線変更や追い越しのシミュレーションが可能である。
7.車両群のフォーメーションのための速度制御 −シミュレーションによる考察−
○加藤 晋・津川 定之
(物理情報部知識工学研究室)
周囲の車両との相対位置関係等に基づいて、複数の車両を柔軟かつ効率的な配置に構成するための速度制御アルゴリズムを提案し、シミュレーションを用いた複数車線路・分合流路などにおける有効性の検証を報告する。
8.自律車両のためのDGPSを用いた操舵・速度制御
○加藤 晋・津川 定之
(物理情報部知識工学研究室)
DGPS装置や車上センサを用いた絶対位置情報に基づき、自動車を目標位置に自動運転するための操舵および速度制御アルゴリズムを提案し、シミュレーションによる検証と実験車両による走行実験について報告する。
9.協調走行のアーキテクチャ
○津川 定之1・加藤 晋1・松井 武2・永縄 浩2・藤井 治樹3
(1物理情報部知識工学研究室)(2(株)デンソー)(3(財)自動車走行電子技術協会)
複数台の自動運転車両で車車間通信を用いて柔軟な車群を形成して走行させる協調走行のアーキテクチャとそれに関連した技術的例示を述べる。協調走行のアーキテクチャは、車両制御層、車両管理層、交通流管理層の3層から構成する。
10.黄信号時における車両の速度 −減加速度特性について−
○重田 清子・津川 定之
(物理情報部知識工学研究室)
交通流に置けるばらつきが安全性と効率性を阻害するという観点から、今回は交差点の黄信号時に走行する車両の速度−減加速度の変動特性をミクロに解析する。
11.研削加工面の条痕モデルに基づく計測
○野村 昇1・和井田 徹2
(1物理情報部数理工学研究室)(2生産システム部複合加工研究室)
研削加工面には、条痕と呼ばれる溝状の砥粒によって削られた跡が観測される。本報では、加工面の三次元計測データを面の傾き、溝の方向を考慮して処理する方法について報告する。
12.機構モデルにおける自由度拘束のリー代数表現に基づく機構のシンセンス
○徳永 仁史・今村 聡
(物理情報部数理工学研究室)
機械製品の設計において、与えられた部品自由度を実現する機構を導出するため、自由度拘束のリー代数表現に基づく方法を提案してきた。本報では、可操作度を導入し、導出される機構を評価する方法を明らかにした。
13.進化型プロダクトの調査研究
○今村 聡1・徳永 仁史1・小島 俊雄2
(1物理情報部数理工学研究室)(2物理情報部長)
要求、使用環境の変化に対応し、機能を柔軟に変化できる進化型プロダクトの概念を明らかにするために調査研究を行った。本発表では進化型プロダクトの定義、分類、事例を示し、進化型設計の提案を行う。
14.XMLを用いた溶接加工支援システムの連携のための溶接情報の検討
小島 俊雄1・大谷 成子2・小林 秀雄3・中原 征治4・藤田 充苗5・衣川 純一5
(1物理情報部長)(2物理情報部)(3生産システム部界面制御研究室)(4生産システム部)(5金属材料研究所)
XMLをWebサイトのアプリケーションのメッセージに記述に用いて、溶接施行条件計算システムと金属材料技術研究所の溶接シミュレーションシステム間を連携させた。その結果、より一般的溶接情報の記述につながるデータ形式が得られた。
15.形状記憶合金(SMA)を用いたユニット型自己組立ロボットのマイクロ化設計
○吉田 英一1・村田 智1・小鍜治 繁
(1物理情報部システム工学研究室)(2極限技術部長)(3物理情報部知識工学研究室)(4極限技術部振動制御研究室)
さまざまな2次元形状を形成できる小型軽量のユニット型ロボットを形状記憶合金(SMA)アクチュエータを用いて設計した。これまでに試作したユニットの機構部分を工夫することにより、サイズを約半分まで小型化し、約2センチ四方のユニットを設計・試作した。ハードウェアの試作を行い、その基本性能を確認した。
16.冷却固化式光造形法に関する研究 −ゾルゲル変換樹脂と紫外光遮断層を用いた高自由度・高精度構造−
○神村 明哉1・村上 存2
(1物理情報部システム工学研究室)(2東京大学大学院)
常温でゲル状態の光硬化樹脂を用い、又上層から透過光を遮断する層を層間に挿入することで、サポートを用いない高自由度造形、高さ方向における加工分解能の向上を同時に実現した。その成果について報告する。