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所内研究発表会 エネルギー技術分野

平成11年7月15日(木)ポスターセッション形式
ポスター掲示時間 10:00〜16:00
コアタイム 12:30〜14:30


1.Simultaneous Observation of Droplets and Evaporated State of Butane Spray
○ Jongbum Park・Gisoo Hyun・Daeyup Lee・後藤 新一
(STAフェロー)(エネルギー部燃焼工学研究室)
ブタン燃料は沸点が低いことから、噴射後の雰囲気条件によって微粒化の様子が大きく変化する。本研究では、イメージ法を用いて、噴霧の液状部分とガス層の挙動について計測したので報告する。

2.Simulation of Mixture Formation Process in a Premixed Compression lgnition Engine
○ Je-Hyung・Daeyup Lee・後藤 新一
(NEDO)(STAフェロー)(エネルギー部燃焼工学研究室)
予混合圧縮着火機関における希薄な均一混合気の形状に関して、混合気の均一度に及ぼす噴射条件と燃焼室形状の影響について、シミュレーションコード(GTT)を用いて数値解析を行った。

3.Spectroscopic investigation of Combustion Process in an LPG Lean Burn SI Engine
○ Daeyup Lee・Insu Kim・後藤 新一
(STAフェロー)(エネルギー部燃焼工学研究室)
LPGリーンバーン火花点火機関の燃焼過程を把握するため、高速度カメラと分光器を用い、定常火炎伝播おけるC2、CH、HO2、OHの化学種の画像的観察を行った。また、これらの化学種について、詳細化学反応式によるシミュレーションを行った。

4.Combustion Process Modeling using a Reduced Mechanism in an LPG Lean Burn SI Engine
○ Insu Kim・Daeyup Lee・後藤 新一
(STAフェロー)(エネルギー部燃焼工学研究室)
LPG燃料リーンバーンエンジンについて、簡略反応メカニズムを燃焼シミュレーションコードKIVA-Vに適用し、当量比およびスワール数を変化させた場合の火炎伝播速度の変化について数値解析を行った。

5.連続紫外光を用いたラジカル生成による水素火炎の保炎技術
○齋藤 剛・古谷 博秀・高橋 三餘・濱  純
(科学技術特別研究員)(エネルギー部燃焼工学研究室)(エネルギー部エネルギー変換研究室)(首席研究官)
水素燃焼の燃焼制御技術を開発するために、連続紫外光によるオゾン光解離反応を利用したH2−O2−O3混合気のレーザ着火・保炎技術の開発を進めている。本発表においてはラジカル生成量の見積を行い、本技術の妥当性を検討する。

6.CO2回収型ガスタービンのLPG冷熱利用
○江原 拓未・壹岐 典彦・高橋 三餘・濱  純
(エネルギー部燃焼工学研究室)(エネルギー部エネルギー変換研究室)(首席研究官)
炭酸ガス回収型ガスタービンにおいて、システム効率60%を達成するためには酸素供給の高効率化が不可欠である。そこで、液化天然ガスの冷熱を利用して液体酸素を製造した場合のシステム効率を解析したので報告する。

7.高予混合化ディーゼル燃焼の機関台上試験による検討 −第2報 燃焼室形状の影響−
村上 顯・小保方 富夫(エネルギー部燃焼工学研究室)(群馬大学)
ディーゼル燃焼過程において初期の予混合の度合いを大幅に高めることで排気浄化をねらった研究を続けている。今回は、燃焼室を前回のトロイダルキャビティ型からエントラント型に変更して台上試験を行い、動力性能・排気特性を検討した結果を報告する。

8.ディーゼル排ガス中のナノ粒子及び有毒ガス成分の同時計測
○ 瀬戸 章文・篠崎 修・斉藤 敬三・篠山 鋭一・奥山 喜久夫・金 燦洙
(エネルギー部環境技術研究室)(広島大学)(広島大学大学院)
PM2.5(2.5ミクロン以下の大気中浮遊微粒子)の主な原因とされているディーゼル排ガス中のナノ粒子及び有害ガス成分をオンライン計測する技術について発表する。

9.レーザーアブレーションによるナノ粒子の製造と粒径制御
○ 瀬戸 章文・綾 信博・斉藤 敬三・志村 洋文・佐々木 信也・加納 誠介・川上 裕二・小澤 英一
(エネルギー部環境技術研究室)(基礎技術部トライボロジー研究室)(真空冶金(株))
産技プロ「フォトン計測・加工技術」において行っている、固体基板へのレーザー照射によるナノメーターサイズの粒子(ナノ粒子)の製造と、微粒子分級装置(DMA)を用いたナノ粒子の粒径制御技術について発表する。

10.レーザ誘導放電加工法の研究(第4報)
○ 星 佳伸・吉田 博夫(エネルギー部流体工学研究室)
真空中でレーザを用いて放電を誘導する技術を開発し、加工への応用実験を行った。今回は、放電痕をマーキングに用いるために、レーザ単独のマーキングと比較検討した。

11.界面活性剤抵抗低減流れにおける伝熱促進(第4報)−熱搬送システムの有効性評価−
○ 川口 靖夫・李 沛文・矢部 彰(エネルギー部燃焼工学研究室)(NEDO)(企画室長)
界面活性剤添加水を用いた長距離熱搬送システムを想定し、熱交換機の性能低下防止方法を検討している。各種ミセル破壊デバイス(メッシュやハニカム)の、伝熱促進能力と圧力損失にもとづく性能評価を行ったので報告する。

12.能動的乱流制御に関する研究
○ 瀬川 武彦・吉田 博夫・菊島 義弘・筒井 康賢
(エネルギー部流体工学研究室)(極限技術部振動制御研究室)(エネルギー部長)
円錐と平板容器の間に満たされた試験流体トルクが、壁面埋め込まれた複数のアクチュエータの振動周波数や位相差により、どのように変化するかを実験的に調べ、能動的乱流制御手法の検証を行う。

13.低レイノルズ数域における環状タービン翼列特性(損失予測法の検討)
○ 松沼 孝幸・阿部 裕幸・筒井 康賢
(エネルギー部流体工学研究室)(エネルギー部長)
環状タービン静翼出口の全損失を5孔ピトー管によって測定し、レイノルズ数と主流乱れ度が与える影響を調べた。さらに、測定結果を経験式に基づく損失予測法と比較した。

14.Estimation of recrystallization inhibition effect by splat cooling method
○ 呂 樹申・稲田 孝明・Svein Grandum・張 旭・矢部 彰
(華南理工大学)(極限技術部量子技術研究室)(ノルウェーエネルギー研究所)(NEDO)(企画室長)
スプラット冷却法によって、いくつかの物質について氷の再結晶防止効果の有無を調べた。この方法により、不凍化タンパク質や、ポリビニルアルコールや、ある種の界面活性剤は、再結晶化防止効果を持つことが判明した。

15.Numerical Simulation of Liquid CO2 Dissolution in the Ocean
○ 陳 白欣・西尾 匡弘・染矢 聡・赤井 誠
(大連理工大学)(エネルギー部熱工学研究室)(NEDOフェロー)(統括研究調査官室研究調査官)
海水中に液体二酸化炭素を溶解させる際の挙動を数値解析により検討した。CO2液滴あるいは飽和CO2海水を深海500mより深い温度成層下に溶解させた時のCO2のピーリングについて調べた結果を報告する。

16.家庭のエネルギー消費パターンの計測
○ 倉田 修・高橋 三餘・長谷川 裕夫(エネルギー部エネルギー変換研究室)
家庭規模エネルギーシステムの研究において、家庭の電力・ガス消費パターン計測器を作り、計測を開始した。製作した電力・ガス消費パターン計測装置と、これまでに得られた消費パターンの概要について発表する。

17.人間・動力系の研究(第3報)−最適な運動軌跡を見出すための出力パワー測定実験−
○ 岩月 徹・吉崎 博俊(エネルギー部エネルギー利用技術研究室)(芝浦工業大学)
人間が高効率にパワーを発生できる手足の軌跡を計算で求め、静的筋力測定により確認してきたが、今回は軌跡を変えながら動的出力パワーの測定を行い、計算した軌跡と同傾向の結果を得たので報告する。

18.タイヤ氷上特性の実車試験結果と室内試験結果の相関について
○ 二瓶 光弥・清水 健一(エネルギー部エネルギー利用技術研究室)
冬用タイヤ開発の効率を上げる目的で、室内試験機が使用されているが、実車との相関が問題になることが多い。ここでは、屋外試験での氷の性状などの試験条件を室内タイヤ試験機上に再現し、タイヤ特性の相関について考察した。

19.ハイブリッドEVの台上試験に関する一考察 −回生/機械複合制動システムの評価について−
○ 小池 栄治・清水 健一・白井 信正・岩月 徹・清宮 茂・長谷川 義昭
(芝浦工業大学大学院)(エネルギー部エネルギー利用技術研究室)(芝浦工業大学)
 EVやハイブリッドEVでは、効果的なエネルギー回収を実現するために回生制動の負担率を動的に変化させる複合ブレーキが一般的となっている。これらのEVの制動時の挙動を台上試験で正確に評価する手法について紹介する。