プログラム
(○印講演者)
(4月10日 材料技術分野)
司 会 基礎技術部長 榎本 祐嗣
- 22.10:00〜10:20 3元系Ti-Al金属間化合物の撹拌凝固組織
○市川 洌・木下 好司(基礎技術部材料設計研究室)
- タングステン及びニオブを含む3元系金属間化合物TiAl合金の撹拌凝固中に非金属微粒子を均一分散させて、粒子分散強化型合金鋳塊を創製し、そのミクロ組織を調べた。
- 23.10:20〜10:40 Nb-Al系高融点金属間化合物の研究開発成果
○市川 洌*・榎本 祐嗣**(*基礎技術部材料設計研究室)(**基礎技術部長)
- 通産省工業技術院の産技プロジェクト「超耐環境性先進材料の研究開発」の一環として実施された高融点金属間化合物の開発成果を概説する。
- 24.10:40〜11:00 レーザー加工状況診断の基礎研究(レーザープロセス技術の基盤確立に関する研究 その1)
○加納 誠介*・岩本 英雄**・榎本 祐嗣***・綾 信博****・市川 直樹*****三澤 正樹*****(*基礎技術部トライボロジー研究室)**新エネルギー・産業技術総合開発機構)(***基礎技術部長)(****エネルギー部環境技術研究室)(*****物理情報部計測制御研究室)
- 炭酸ガスレーザーを鉄(SS400に照射した際に生じる固相の相変化等から、レーザー加工状況の診断を行うための基礎的情報を収集した。これらのデータを基に加工状況の解析を行ったので報告する。
- 25.11:00〜11:20 レーザープリュームの計測(レーザープロセス技術の基盤確立に関する研究 その2)
○岩本 英雄*・加納 誠介**・榎本 祐嗣***・綾 信博****・市川 直樹*****(*新エネルギー・産業技術総合開発機構)(**基礎技術部トライボロジー研究室)(***基礎技術部長)(****エネルギー部環境技術研究室)(*****物理情報部計測制御研究室)
- 炭酸ガスレーザーを種々の材料に照射したときに発生するプリュームの温度や不安定性を調べるために分光測定、及び光強度の経時変化について測定したので報告する。
- 26.11:20〜11:40 先導研究「フォトンテクノロジー」の調査研究結果について
○志村 洋文*・佐々木 信也*・加納 誠介*・田中 章浩*・榎本 祐嗣**天神林 孝二***・永壽 伴章***・白井 智宏***・松田 浄史***・綾 信博****斉藤 敬三****・明渡 純*****(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**基礎技術部)(***物理情報部)(****エネルギー部環境技術研究室)(*****生産システム部生産機械研究室)
- レーザプロセス技術分野の調査研究結果を報告する。プロセス技術としてレーザ接合技術と超微粒子応用技術、ツールとしてLD励起完全固体レーザ開発が、新産業創出に大きな寄与をもたらすと期待される。
- 27.11:40〜12:00 繊維強化形状記憶樹脂の引っ張り特性
○石根 公雄(基礎技術部材料物性研究室)
- ウレタン系形状記憶樹脂に化繊手織りスカーフ(0.5メッシュ)の織り方向を45・方向に積んで強化(Wf=0.36%)することによって、冬期にも比較的柔らかな樹脂が夏期に柔らかになりすぎて伸びすぎるのを防止した。
28.12:00〜13:00 休 憩(昼食)
司 会 基礎技術部材料設計研究室長 市川 洌
- 28.13:00〜13:20 原子レベルでの局所応力の統計・熱力学的解析
○藤本 直之*・手塚 明則**・平野 一美**・渡部 修***(*筑波大学大学院)(**基礎技術部材料物性研究室)(***筑波大学構造工学系)
- 原子レベルの欠陥(原子空孔、不純物原子)の周辺の応力場に関する知識を得るために、原子レベルの局所的応力を統計力学を用い定義する。この局所的応力を実際に計算することにより、その有用性を示す。
- 29.13:20〜13:40 セラミックス系自己潤滑複合材料の試作
○梅田 一徳*・田中 章浩*・高津 宗吉*・榎本 祐嗣**(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**基礎技術部長)
- 固体潤滑剤として、クロム酸バリウム、銀、グラファイト、ベースセラミックスとして、アルミナ、酸化クロム等を用いたセラミックス系自己潤滑性複合材料をSPS法により作製し、室温及び摩擦摩耗特性を調べた。
- 30.13:40〜14:00 Ni-Gr自己潤滑性複合材料のトライボロジー特性と通電特性
○梅田 一徳*・渡辺 克忠**・横田 勝**(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**工学院大学)
- Ni-黒鉛複合材料をSPS法で作製し、摩擦摩耗特性と通電特性を調べた。黒鉛が15、20、25wt%の摩擦摩耗の変化は小さいが、接触抵抗値は15wt%が最小となり、20、25wt%は同程度となった。
- 31.14:00〜14:20 ダイヤモンドライクカーボン膜のトライボロジー特性(第5報)
○田中 章浩*・高 明玩**・金 聖寧**・李 相**・熊谷 泰***・吉田 敏伸****(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**韓国生産技術研究院)(***ナノテック)(****日本大学工学部)
- 作製法や基板材質が異なるダイヤモンドライクカーボン膜の摩擦摩耗特性を、空気中の湿度を変えた実験により比較した。その結果について報告する。
- 32.14:20〜14:40 冷媒の転がり寿命に及ぼす効果
○水原 和行(基礎技術部トライボロジー研究室)
- 雰囲気制御型転がり試験機により、冷媒雰囲気の転がり寿命に及ぼす影響を検討した。その結果、冷媒の効果は、主に冷媒が溶解することによる油の粘度低下として現れることが分かった。また、同時に行った鋼球中の水素濃度分布の結果も紹介する。
- 33.14:40〜15:00 イオン結晶NaFのマイクロトライボロジー特性
○藤沢 悟*、横山 康祐**・菅原 康弘**・森田 清三**(*基礎技術部トライボロジー研究室科学技術特別研究員)(**大阪大学工学部)
- NaF(100)面で、マイクロトライボロジー特性のひとつである摩擦力像の荷重依存性を、摩擦力顕微鏡を用いて調べた。荷重を増加させると、摩擦力像が格子周期からその半分周期へと変化し、再び格子周期が現れた。
15:00〜15:15 休 憩
司 会 基礎技術部トライボロジー研究室長 田中 章浩
- 34.15:15〜15:35 金属摩耗面からの熱励起電子放出に及ぼす金属種と昇温サイクルの影響
○中山 景次*・橋本 寛**・又村 仁***(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**コムテック)(***工学院大学)
- トライボケミカル反応を引き起こす要因の一つとして熱励起電子をとり上げ、各種金属の摩擦面からの昇温に伴う放射特性を調べた。その結果、電子放射のグロー曲線と金属種、昇温サイクルの間に興味ある関係を見出した。
- 35.15:35〜15:55 イオン結晶の連続加重下でのフラクトエミッション計測
○田中 祐司*・堤 昭人**・藤沢 悟***・榎本 祐嗣****(*筑波大連携大学院)(**基礎技術部トライボロジー研究室)(***基礎技術部トライボロジー研究室科学技術特別研究員)(****基礎技術部長)
- LiF、石英などのイオン結晶を導電性のあるダイヤモンドを引っ掻き圧子兼電極として、連続的に大気中で加重してゆき、結晶の破壊開始に伴って放出される荷電粒子を計測し、その特性を調べた。
- 36.15:55〜16:15 地電流変動のネットワーク観測(2)1996年10月〜12月の地電流変動信号について
○堤 昭人*・榎本 祐嗣**・橋本 寛***(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**基礎技術部長)(***コムテック)
- 1996年12月21日に茨城県南部でM=5.5の地震が発生した。この地震前に関東各地の地電流観測ステーションで落雷に起因しない信号を同時観測したので、その信号の特徴などについて解析した結果を述べる。
- 37.16:15〜16:35 高温・三軸圧縮下での岩石の破壊誘起電流計測技術の研究
○堤 昭人*・榎本 祐嗣**(*基礎技術部トライボロジー研究室)(**基礎技術部長)
- 現在、三軸圧縮下でかつ高温条件におかれた岩石の、破壊時における過渡電流計測技術を開発中である。今回の発表では実験手法の概要と、破壊に伴って計測された過渡電流信号の特徴について報告する。
- 38.16:35〜16:55 スパーク放電焼結した粘土鉱物と野島断層硬化ガウジの走査電子顕微鏡による比較観察
○榎本 祐嗣*・斉藤 慶子**・足助 富美雄***・鄭 重****(*基礎技術部長(**総務部業務課電子顕微鏡室)(***基礎技術部材料設計研究室)(****ジオサイエンス)
- スパークプラズマ焼結(SPS)法で作成した粘度鉱物焼結体と野島断層から採取した硬化ガウジの走査電子顕微鏡観察によりモルフォロジーを比較検討し、SPS焼結と同様の溶融痕跡を断層ガウジに見いだした。