プログラム
(○印講演者)
2月5日 情報・システム技術分野
司 会 物理情報部長 松田 浄史
- 1.9:45〜10:00 ホログラム光学素子を用いたウィリアムズ干渉計
○天神林 孝二*・渥美 博安**(*物理情報部光工学研究室)(**浜松工業技術センター)
- ホログラム光学素子を用いて、半透鏡の板厚による球面波の歪を補正したウィリアムズの干渉計を提案し、その実験結果について報告する。ホログラム素子ガラス基板に歪があっても、演算によって補正できることを示す。
- 2. 10:00〜10:15 ESPI(電子的スペックルパタン干渉法)による精密大変形計測
○天神林 孝二(物理情報部光工学研究室)
- ESPI(電子的スペックルパタン干渉法)による片持ち梁の大変形計測実験で得られた結果の解析とその誤差について述べる。その上で、高精度化の手法と自動計測についてのアルゴリズムについても述べる。
- 3. 10:15〜10:30 ホログラム直線計へのBSO結晶空間光変調素子の適用
○川添 勝*・K.M.Abedin**・天神林 孝二***・松田 浄史****・石坂 昭夫*
(*東海大学工学部)(**University of Dacca, Bangladesh)(***物理情報部光工学研究室)(****物理情報部長)
- ホログラム直線計において、ホログラムにBSO結晶空間光変調素子を用いることでセッティングの容易さを高めた。ここでは光学系の特徴、BSO結晶素子の特性を述べ、問題点を明らかにし、解決方法について述べる。
- 4. 10:30〜10:45 The electron beam fabrication of a scatter plate for a scatter plate interferometer
○J.Rasanen*・天神林 孝二**・K.M.Abedin***・松田 浄史****
(*University of Joensuu, Finland)(**物理情報部光工学研究室)(***University of Dacca, Bangladesh)(****物理情報部長)
- 計算機によって点対称でバイナリなランダムパタンを作り、それを電子線で描画させたスッキャッタプレートを用い、凹面鏡の形状の干渉計測を行った。測定範囲が広くなり、コントラストの大変良い干渉縞が得られた。
- 5.10:45〜11:00 動画ホログラフィのためのフーリエ変換像計算プログラム
○山内 真(物理情報部光工学研究室)
- 動画ホログラフィを実現するために、平面画像のフーリエ変換パターンを液晶素子上に描き、それをフーリエ変換光学系で観察する。フーリエ変換パターンを計算するソフトウェア及び観察される像について報告する。
- 6.11:00〜11:15 近接場光学顕微鏡による微小光学素子表面の観察
○白井 智宏*・冨田 英介**・永寿 伴章*・松田 浄史***(*物理情報光工学研究室)
(**セイコー電子工業(株))(***物理情報部長)
- エバネッセント場を利用したプローブ顕微鏡の一種である近接場光学顕微鏡により微小光学素子の表面を観察し、当所の装置の基本的性能を明らかにする。また、本装置を用いた今後の研究展開について議論する。
- 7.11:15〜11:30 せん断流中の気泡離脱に伴う流れ場の変化
−PIVによる可視化と浮力の影響−
○三澤 雅樹*・市川 直樹*・多田 敏広**・小山 正人***・森田 知二***
(*物理情報部計測制御研究室)(**(株)日産自動車)(***宇宙環境利用推進センター)
- 速度勾配を制御したせん断流中に窒素ガス気泡を発生させ、PIV法によって気泡周りの速度場を求めた。また、微小重力実験を行い、浮力が抑制された条件下の気泡離脱時の特徴ある流れ場を可視化した。
- 8.11:30〜11:45 無人飛行体による微少重力場実現に関する研究(第1報、構想の基礎的検討)
○森川 泰(物理情報部計測制御研究室)
- 現在、物理現象の解明等に使われている微少重力状態は落下塔等によるものであるが、費用や実現時間等の面でそれぞれ問題を抱えている。そこで無人飛行体による方法について基礎的検討を行った結果を報告する。
- 9.11:45〜12:00 成層圏往還実験について
○恩田 昌彦*・黒河 治久*・鈴木 章夫*・三澤 雅樹*・山根 隆志**
(*物理情報部計測制御研究室)(**基礎技術部バイオミメティクス研究室)
- 太陽光推進による成層圏プラットフォームの実現に向けて、茨城県日立沖で実施する成層圏往還のための自由気球放球の予備実験について紹介すると共に、海外での成層圏プラットフォーム開発の現状についても紹介する。
12:00〜13:00 休 憩(昼食)
司 会 物理情報部知識工学研究室長 津川 定之
- 10.13:00〜13:15 カオスの機械システムへの応用について
○鈴木 章夫(物理情報部計測制御研究室)
- カオスを積極的にシステムに取り入れ利用することが最終的な目標である。カオスによって何ができるかについて一つのアイデアを述べ、区分線形フィードバックによりカオス運動を発生できることを示す。
- 11.13:15〜13:30 合成開口型宇宙望遠鏡におけるミラーの高精度位置制御
○鈴木 章夫*・黒河 治久*・小鍛治 繁**(*物理情報部計測制御研究室)(**物理情報部システム工学研究室)
- 宇宙望遠鏡本体と分割ミラー上にそれぞれアクチュエータを搭載し、周波数分離制御を用い柔軟構造物である本体を加振せずにミラーを高精度位置制御する手法を提案する。1次元モデルのシミュレーション結果を示す。
- 12.13:30〜13:45 自己修復する機械の研究
〜3次元自在結合システムの開発〜
○村田 智*・黒河 治久**・吉田 英一*・富田 康治***・小鍛治 繁*
(*物理情報部システム工学研究室)(**物理情報部計測制御研究室)(***物理情報部知識工学研究室)
- 自己組み立て機械システムのための3次元空間内で作動する立体ユニットの基本設計及び、その動作原理、またこれを用いた「3次元自在結合システム」の可能性について報告する。
- 13.13:45〜14:00 生物創世・発生型ソフトウエアモデルの構想
○今村 聡(物理情報部システム工学研究室)
- 制約対象指向言語FDLの動的構造変更機能を高度化するために、生物創生、発生における共生、分裂と分化、アポトーシス、ホメオティック遺伝子、遺伝子の取り込みなどを模凝したメカニズムを取り入れる。
- 14.14:00〜14:15 軸対称製品を対象とした鍛造工程エキスパートシステム
○波潟 誠*・今村 聡**・清水 透***・佐野 利男***・広橋 光治*
(*千葉大学工学部)(**物理情報部システム工学研究室)(***生産システム部変形工学研究室)
- 昨年に引き続き、軸対称製品を対象とした工程設計エキスパートシステムを開発している。今年は、G-rep形状モデルにより形状の表現力を上げ、工程数の増加、加工力表示により、より正確な工程を選べるようにした。
- 15.14:15〜14:30 代数不等式制約評価アルゴリズム
○澤田 浩之(物理情報部システム工学研究室)
- 不等式制約の評価には、変数のすべてに具体的な値を与えるのが通常であり、未知数を含む不等式制約の評価は一般には行われない。未知数を含む不等式制約を評価し、矛盾や冗長性を検出するアルゴリズムについて報告する。
- 16.14:30〜14:45 KS(Kinematic Simulation) 法によるラグランジュモデルの検証について
○鈴木 健*・酒井 康彦**(*物理情報部数理工学研究室)(**名古屋大学)
- ラグランジュの見方によるモデルと現象との比較は難しく、一般により高精度なモデルを用いて検証を行っている。その試みの一つとして、任意の個所での統計量を得ることのできるKS法を用いてモデルの検証を行う。
- 17.14:45〜15:00 アダプティブFEMの光拡散方程式への応用
○手塚 明(物理情報部数理工学研究室)
- 光CT開発では光拡散方程式逆解析による患部探索はキーとなる。市販FEMコードは時間的、空間的に不安定性を伴い、逆解析には不適切である。ここではアダプティブ用の光拡散方程式への応用について発表する。
15:00〜15:15 休 憩
司 会 物理情報部計測制御研究室長 恩田 昌彦
- 18.15:15〜15:30 ライフサイクルモデルの構造化
○大見 孝吉(物理情報部数理工学研究室)
- エンジニアリングを目的とした工業製品のライフサイクルモデルの構造化条件を検討し、入出力関係等を加えた表示を提案する。これを用いたライフサイクルエンジニアリングの課題抽出例を示す。
- 19.15:30〜15:45 断面曲線の多数本測定下での走査軸変換パラメータの推定
○野村 昇(物理情報部数理工学研究室)
- 系列的な観測データが得られたとき、軸の揺らぎの修正が必要となることがある。本報では、観測雑音が相関を持ち、観測される波形の本数が多数のときの推定について考察した結果を報告する。
- 20.15:45〜16:00 自動車交通流における車速と車頭距離に関する一考察
○重田 清子*・津川 定之*(*物理情報部知識工学研究室)
- マシンビジョンを利用した計測装置による交通流データから、交通の定常状態および過渡状態における車頭距離と平均速度の関係について考察を行う。
- 21.16:00〜16:15 分合流を含む参照線に沿った自律車両のビジュアルナビゲーション
○齊田 貴弘*・富田 康治**・津川 定之**(*筑波大学連携大学院)(**物理情報部知識工学研究室)
- 分合流を含む路面上の参照線を検出し、それに沿って走行する自律車両の参照線検出アルゴリズム、ラテラル制御アルゴリズム、ナビゲーションのためのアルゴリズム及びその走行実験について報告する。
- 22.16:15〜16:30 車々間通信を用いた高速道路における合流
−シミュレーションによる考察−
○阪口 健*・宇野 篤也**・津川 定之*(*物理情報部知識工学研究室)(**筑波大学連携大学院)
- 高速道路における合流がスムーズに行えれば渋滞が大幅に軽減できる。我々は車々間通信を用いることにより、1台の車両が主線を走る車群にスムーズに合流できるアルゴリズムを考案し、そのシュミレーションを行った。
- 23.16:30〜16:45 マルチスリット光による障害物及び参照線の検出センサ
○加藤 晋*・津川 定之*(*物理情報部知識工学研究室)
- 光切断法を応用した、屋内等の移動ロボットのための障害物及び経路指標となる参照線を検出するセンサについて、試作したマルチスリット光による小型センサシステムを用いた基礎実験の結果を報告する。
- 24.16:45〜17:00 自律車両におけるレーンマーカの追従走行と障害物回避のためのラテラル制御
○加藤 晋*・津川 定之*(*物理情報部知識工学研究室)
- 路面上のレーンマーカをビジョンを用いて検出し、これに沿って走行するためのプレビューラテラル制御について、障害物回避への応用を提案し、さらに小型乗用車を用いた屋外での走行実験の結果を報告する。
- 25.17:00〜17:15 複数農業機械の制御
−コンバイン作業の相互追従制御に関する一考察−
○牧野 英二*・津川 定之**(*生研機構)(**物理情報部知識工学研究室)
- 複数農業機械の車両追従制御システムの設計を目的に、刈り取りを行うコンバインが同時に穀粒排出を行うシステムの概念設計とクローラ式無人搬送車を対象としたシミュレーション結果を報告する。