司 会 : 物理情報部長 小島 俊雄
1.10:00〜10:20 ホログラフィ点回折干渉計
○天神林 孝二*・中里 一茂**
(*物理情報部光工学研究室)(**兵庫県立工業技術センター)
点回折干渉計は、入射光の一部をピンホールによって回折させて得た球面波と、透過した入射光とを干渉させて波面形状を計測するものである。ここではホログラフィ技術を応用した点回折干渉計について述べる。
2.10:20〜10:40 ホログラフィ干渉ストロボ法における振動モード判別
○天神林 孝二
(物理情報部光工学研究室)
ホログラフィ干渉ストロボ法は、時間平均法に比べて振幅の大きな振動物体でも計測できるが、その振動モードは判らない。ここでは同期をずらした二枚の干渉写真を使って振動の腹と節を判別する方法について考察する。
3.10:40〜11:00 高速X線CTの特性評価試験
○三沢 雅樹*・市川 直樹*・赤井 誠**・堀 慶一***・黒河 治久*
(*物理情報部計測制御研究室)(**エネルギー部熱工学研究室)
(***三菱重工(株)高砂研究所)
高速X線CTを用いた気相体積率の大きい領域での気液二相流ボイド率分布測定実験を計画している。今回は、断面像の空間分解能とその速度依存性に関する特性評価試験を行った結果について報告する。
4.11:00〜11:20 成層圏滞空実験について
○恩田 昌彦*・黒河 治久*・鈴木 章夫*・三澤 雅樹*・山根 隆志**
水越 和夫***・石崎 教夫****
(*物理情報部計測制御研究室)(**基礎技術部バイオミメティクス研究室)
(***NEDO)(****(株)コードム)
全長25m、排除体積650m3、全備重量約90sの動力付重装気球の成層圏下層での太陽光による動力飛行実験を計画した。この実験の意義、実験材システム、実験環境、および実験法について紹介する。
5.11:20〜11:40 無人飛行体による微少重力場実現に関する研究(第2報、弾道軌道の基礎的検討)
○森川 泰
(物理情報部計測制御研究室)
物理現象の解明などに利用される微少重力環境は、飛行体の弾道飛行によって実現される。この弾道軌道は初期経路角の取り方により変化する。この初期経路角が微少重力環境に及ぼす影響を検討した結果を報告する。
6.11:40〜12:00 仮想車両を用いた車両群の合流制御
○宇野 篤也*・阪口 健**・津川 定之**
(*筑波大学連携大学院)(**物理情報部知識工学研究室)
仮想車両を用いた車線変更アルゴリズムを提案する。このアルゴリズムは車両間通信に基づく仮想車両を用いた合流アルゴリズムを拡張したものであり、シミュレーションによりその有効性を確認した。
12:00〜13:00 《 昼休み 》
7.13:00〜13:20 マシンビジョンを用いたプレビューラテラル制御の評価
○柳谷 正章*・津川 定之**
(*筑波大学連携大学院)(**物理情報部知識工学研究室)
ビジョンシステムを用いて参照線を検出して走行する自律車両の制御成績の関係、すなわち視野の位置と視野の深さについてシミュレーションで考察する。
8.13:20〜13:40 マルチスリット光による障害物及び参照線検出センサを用いた移動ロボットの自律走行
○加藤 晋*・津川 定之*
(*物理情報部知識工学研究室)
光切断法を応用したマルチスリット光による移動ロボットのための障害物領域及び経路指標となる参照線を検出するセンサを用いた、移動ロボットのビジュアルナビゲーションと自律走行実験の結果について報告する。
9.13:40〜14:00 ビジョンに基づくラテラル制御 −地点追従法とビジュアルナビゲーションの融合−
○森 博昭*・津川 定之**
(*筑波大学連携大学院)(**物理情報部知識工学研究室)
大きな交差点での右折などでは、道路側の参照線を用いた自動走行が困難になる。この問題を解決するために地点追従法を拡張したアルゴリズムを提案する。
10.14:00〜14:20 3次元自在結合ユニットの設計
○村田 智*・黒河 治久**・吉田 英一*・富田 康治***・小鍜治 繁*
(*物理情報部システム工学研究室)(**物理情報部計測制御研究室)
(***物理情報部知識工学研究室)
宇宙空間や深海などの極限環境において自分で自分を組み立てることのできる機械構造システムの研究を進めている。今回は設計した3次元自在結合ユニットのハードウェアを中心にシステムの概要を述べる。
11.14:20〜14:40 分散型機械ユニットによる3次元構造の自己組立
○吉田 英一*・村田 智*・富田 康治**・黒河 治久***・小鍜治 繁*
(*物理情報部システム工学研究室)(**物理情報部知識工学研究室)
(***物理情報部計測制御研究室)
複数の均質な機械ユニットが分散的に簡単な三次元構造の自己組立を行う手法を述べる。ユニットは、直交6軸上に結合腕を持ち、三次元格子点上を移動して様々な構造を生成する。局所的な近傍情報を用いた形態形成手法を示し、その可能性をシミュレーションにより検証する。
14:40〜15:00 《 休憩 》
12.15:00〜15:20 過小代数制約問題における矛盾の簡易検出法
○沢田 浩之
(物理情報部システム工学研究室)
過小制約問題とは、制約条件の数が足りないために解が一意に決定しない問題のことを指す。代数制約の相互関係を表現するグラフを構成することによって、与えられた制約集合に存在する矛盾を検出する方法を提案する。
13.15:20〜15:40 過小代数制約評価システムとその機械設計への応用
○沢田 浩之
(物理情報部システム工学研究室)
過小制約評価システムとその設計ツールとしての有用性について述べる。設計問題の解決を支援するため本システムでは、制約間の矛盾の検出、互いに矛盾する制約の提示、新しい制約の導出、数値解の例示、の各機能が提供される。
14.15:40〜16:00 Adaptive Space-time GLS FEMの二次元移流拡散問題への適用
○手塚 明
(物理情報部数理工学研究室)
空間及び時間に関する解析不安定性の除去のためのAdaptive GLS(Galerkin/Least-Squares)法及びSpace-time法を二次元移流拡散問題に適用し、有効な結果を得た。
16.16:00〜16:20 ランダムフーリエモード法の減衰乱流への拡張について
鈴木 健*・酒井 康彦**・中村 育雄**
(*物理情報部数理工学研究室)(**名古屋大学)
等方性乱流場のシミュレーションに用いられるランダムフーリエモード法を減衰乱流場に拡張した。この方法により生成した速度場と2粒子対モデルによるスカラ場のシミュレーションを行ったので報告する。
17.16:20〜16:40 断面が自由曲線で構成される軸対称冷間鍛造製品の工程設計エキスパートシステム
○大橋 隆弘*・今村 聡**・清水 透***・本村 貢****
(*物理情報部数理工学研究室(科学技術特別研究員))
(**物理情報部数理工学研究室)(***生産システム部変形工学研究室)
(****早稲田大学)
従来の冷間鍛造工程設計システムでは、軸方向断面が連続的に変化する製品の処理は困難であった。そこで本報では、特徴解消法を導入することにより製品自由曲線断面から工程設計を可能とするシステムについて報告する。
18.16:40〜17:00 G-rep形状モデルの拡張と冷間鍛造工程設計への適用
○今村 聡*・大橋 隆弘*・清水 透**・波潟 誠***・小島 俊雄****
(*物理情報部数理工学研究室)(**生産システム部変形工学研究室)
(***千葉大学工学部)(****物理情報部長)
G-rep形状モデルは、正または負の21/2形状を平面同士で貼り合わせることにより定義される3次元ソリッドモデルである。このモデルを冷間鍛造工程設計へ適用するために、表現能力の拡張を行った。